希少植物(ブルーアマリリス)
ブルーアマリリス(Worsleya rayneri)は、ブラジル南部のオルガン山脈の断崖に生育するヒガンバナ科の珍しい球根植物。
青色のアマリリスではなく、別の植物。鳥が羽を大きく広げたような葉に、薄い藤紫の波打つ花びらが美しく、「ブラジルの皇后」の名にふさわしい優雅で気品あふれる花。
日本はもちろん世界でも見ることが難しい貴重な花。入手も困難ですが、花を咲かせることが大変難しいことでも有名。このため、植物図鑑などでも紹介されることも少なく、一般には知られてはいませんでした。種を播いてから開花まで20年以上かかるため、日本での開花事例が少なく、これまで球根愛好家の間でしか知られていませんでした。。現在でも開花できる株はわずかしかなく、開花期間も短いため、めったに見られない貴重な花。
そのブルーアマリリス、大船植物園のホームページに
洋ランを栽培している農家の方から、
「栽培しているブルーアマリリスが咲いた!」
との電話があって、
園長が直々にお邪魔して株をお借りしてきました。
めったに見られないお花で、
日記担当も実物は初めて見ました。
お花の色も珍しいですが、
葉っぱの形も何とも不思議。
お花は4~5日で終わってしまうとのことなので、
是非、お早めにご覧になってください。
とあったので、見てきました。