テレビンノキ
今日「テレビンノキ」に遭遇。
最初は「えっ、テレビノキ?」と。
調べると
テレビンの木の名から推測して、テレビン油の原料木と思われる事がありますが、テレビン油は米国産の松の類などの樹皮に傷をつけて流れ出る樹脂を水蒸気を蒸留して取ります。爽快な芳香を持ち、ニス、ペンキなど塗料の溶剤として用途が広く、日本の松類からも取れるようです。しかし、テレビンの木からはテレビン油は取りません。傷をつけると芳香性揮発成分を含んだ樹脂あるいは油状のゴム質が分泌されることが似ているだけです。
聖書にもしばしば登場するようで・・・
聖書の上位10位までは、登場回数の多い順に、ブドウ、コムギ、イチジク、アマ、オリーブ、ナツメヤシ、ザクロ、オオムギ、テレビンノキ、イチジクグワであり、ほとんどが食用および衣料用の実用植物である。作物のコムギ、アマ、オオムギとウルシ科のテレビンノキを除くといずれも果樹である点に特徴がある。10位以外のものをみてもほとんど実用植物である。
花は赤紫色で、早春に葉の展開とともに咲きます。果実は球形の核果で、熟すと赤色から黒色になります。植物全体に強い樹脂香があります。
花は円錐花序で、4-5月に葉に先立って花を咲かせる。雄花は淡黄色、雌花は紅色を呈する。
秋には5-6mmの赤い球形の果実を房状につける。果実は熟すると紫色になる。
テレビンノキに関する情報は、ほとんどない。
カイノキが近いようなので、カイノキを調べてみた。
カイノキ 楷樹 ウルシ科 落葉樹 雌雄異株
藤沢市善行の神奈川県立総合教育センターにあるという。
雄花も雌花も小さな花の集合体で、遠くから見ると花が咲いているとは気付きにくい。